心理カウンセラーとしての理想の人物像とその内容について

 これから心理カウンセラーを目指したいと考えている方であれば、一度は自分はカウンセラーに向いているのだろうか?などと一瞬不安がよぎった方も少なくないと思います。

では、包容力があり強靭な精神力を持っていればできる仕事でしょうか。

どんな人なら心理カウンセラーに向いているのでしょうか。

ここでは、心理カウンセラーになるために求められる条件や理想像について考えてみたいと思います。

心理カウンセラーに求められる理想の姿とは概ね次のようなものではないでしょうか。

  1. 相手に寄り添い共感できる人
  2. 寛容で温かい心を持つ人
  3. 率直で誠実さを持つ人
  4. 知識欲を持ち学び続ける人
  5. 自分を大切にし自身の価値を見い出せる人
  6. 自分を受容できて言行不一致でない人
  7. 自分自身の価値観を的確に把握し分析できる人
  8. 社会と連携し協調できる人

逆にこれらの要素がどれか一つ欠けていてもカウンセリングの仕事に就くことはできると思います。

しかし、そのような場合は、自分の価値観をクライエントに押し付けたり、自分自身の言行が一致せず良心の呵責を覚えて精神的に辛くなってくることが予想できます。

人の悩みを聞いて問題を解消し、健全な心の状態に導いていくという職種である限り、心理カウンセラー自身に、何か後ろめたい気持ちがあったり、心に闇を抱えていては、クライエントに良いアドバイスや導きができなくなってしまいます。

このような意味から、次に紹介する要素を備えることが出来るように努力し、理想像を追求していく姿勢が求められます。

心理カウンセラーに求められる8つの人物像と内容

1.相手に寄り添い共感できる

 心理カウンセラーとしてクライアントの話をじっくりと聴いてあげることができても、相手の気持ちや心情をしっかりと受け止め深く理解したということが、クライアント自身に伝わり認識してもらわなければカウンセリングの意味がありません。

カウンセリングの場合は、単に言葉を真剣に一生懸命聞くだけではだめだということです。

コミュニケーションを取る場合はタイミングを見計らって、うなずいたり、相槌を打ったり、微笑んだりするなど、表情や態度で表現する非言語によるコミュニケーションが効果的です。

徐々に心理カウンセラーに対してクライアントは心をオープンにし、いろいろ相談してみようというような思いに変わっていきます。

2.寛容で温かい心を持つ

 温かい心を持つとは、先入観無しに相手を受け入れ敬う心を持って何事にも関心を示せることとも言い換えることができます。

寛容で温かい心を持ってクライエントと接することができる心理カウンセラーは、相手が自分の殻を破れず悩み苦しんで成長がみられない場合でも寄り添い支え続けることができます。

クライアントがそのようなカウンセラーの暖かい心遣いを感じた時、将来を怖がらず前向きにチャレンジしていこうという気持ちが芽生えます。

3.率直で誠実であること

 カウンセラー自身が心を開いて隠し事をせず、駆け引きなしに誠実・率直にクライエントと接することができるような心を待てるようにするべきです。

カウンセラーから見て自分に都合がよく、扱いやすいクライアントだけに、いい人ぶって接するのは率直で誠実とはいえません。

クライアントにはいろいろな方がいて、感情も日々揺れ動いているため、心理カウンセラーという立場であっても否定的な感情を抱くこともあります。

カウンセラーは自分の感情を押し殺すのではなく、しっかりと認識した上で、クライアントのネガティブ・ポジティブ両面を見極める感性を持つことも大切なことです。

率直で誠実なカウンセラーとは、どんなクライエントに対しても分け隔てなく、率直に意見できる人のことです。

4.知識欲を持ち勉強し続ける

 相談にくるクライアントは悩みについて解決したいという思いが強いので、自分で本やインターネットなどで調べ様々な知識を持っている場合も多くあります。

心理について素人のクライエントでも、このような努力をしている方がいるので、心理カウンセラーであれば、常日ごとから学ぶことを怠らず、専門的な知識や技能を十分生かしてカウンセリングに臨む必要があります。

心理カウンセラーという仕事では生涯学習が重要で、高い専門スキルをいつでも発揮できるように準備しておかなくてはなりません。

5.自分には価値があることを認める

 心理カウンセラーが自分のことをどう思っているかという自己価値の優劣感は、クライアントと接する際の態度や言動に反映されてくるものです。

クライアントを尊重し価値を認めるには、カウンセラー自身が自分の価値を認識し、他人からも尊重され慕われているということを理解し認識することがまず必要になります。

6.あるがままの自分を認め言行を一致する

 ありのままの自分を認められず、なおかつ、言っている事と行動が一致していない心理カウンセラーは、クライアントの前では偽善に振舞ってしまう可能性があります。

自分が抱いている物の捉え方、価値観、人間観、能力の限界などをしっかり自覚しているカウンセラーは、自分の思いや意見を話すことはしますが、クライエントに押し付けたり強制したりはしません。

ありのままの自分を受容し、言う事とやる事がずれていない誠実な心理カウンセラーは、クライエントに対しても自分と同じように扱うことができるため、クライアントも素直な心で接することができるようになります。

7.自分の価値観を認識しておくこと

 人は誰でも人生経験を通して、様々な感情や気持ちを抱いて生きていますが、これは心理カウンセラーといえども全く同じです。

このように長い人生経験で心に形成された自分の考えや思いをはっきりと自覚しておく必要があります。

何故なら、クライアントと向き合いカウンセリングを積み重ねる中で、クライエントに対してカウンセラー自身が抱く感情は、自分が持っている価値観と重り感情移入した結果である可能性が高い場合があるからです。

これでは、クライアントについて的確に認識し理解することができないので、自分の価値観をしっかり自覚し、クライエントの話に重ね合わせたり、自分の価値観を基にした判断、結論付け、助言などを行わないよいうに注意する必要があります。

8.社会と繋がりオープンであること

 心理カウンセリングはクライエントと一対一になり対面で行いますが、内向きな気持ちや姿勢で臨んではいけません。

カウンセリングは、個人の心の問題を扱うという観点から内向きで守られたイメージがありますが、世間など一般社会から隔離して行っているものではありません。

社会生活に慣れ順応していけるようになることが、クライアントの最終的な目標であるわけですから、心理カウンセラーには一般社会に対してもオープンなスタンスで臨むことが求められます。

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