応用心理士の役割と職場、資格認定条件や試験内容について

応用心理士とは

 応用心理士の資格は、1995年にスタートし、1933年に設立された団体である日本応用心理学会が審査・認定を行っています。

応用心理士の資格認定基準は、学会の会員として所属し実績があるということが条件になっています。

これは応用心理士の資格取得により、各種分野で心理学に基づく指導を行い社会的に貢献している心理分野の指導関係者の社会的地位を向上し、社会に認知してもらうための後押しになるという理念に基づいていることがその理由です。

応用心理士の資格活用法

 応用心理士の資格や他の心理関連資格は一般的な資格で、医師や看護師のように業務独占資格ではありません。

看護師免許を取得すれば、医療に関する看護業務は法律に準じてに独占して仕事を行うことができます。

一方、応用心理士の資格を取得しても、独占して業務を行なえるわけではなく、単に技術レベルや経験度合いが客観的に証明できるだけです。

但し、資格取得することにより各種分野や職場においては、その活動範囲が広がり技量を証明できることで、他者からも認められるようになるのが利点です。

また、学会の発行誌には、産業分野・教育分野・司法分野など各種分野で、習得した専門知識や技術をどのように応用するのか、いろいろな事例を挙げ幾通りもその方法が紹介されています。

人の心に大きな影響を与える心理関連業務という重要性を認識し、各自が所属する領域では、対人関係に十分配慮し言動に注意しながら業務に従事するように心がけるべきです。

応用心理学の目的は心理学という知識を各分野に応用し役立てるのが目的である学問だからです。

応用心理士の資格取得までの流れ

 応用心理士の資格取得には、入会してから2年以上の会員歴があり、現在も日本応用心理学会の会員であることが必要条件になります。

2年以上会員として学会に所属した上で、下記の資格取得要件の1〜5項のいずれかの該当者であり、必要書類を揃えて審査エントリーし合格後、応用心理士の資格が取得できます。

注意しないといけないことは、学会より退会した時点で、応用心理士の資格が失効してしまうことです。

資格名

応用心理士

学会
入会資格
心理学専攻又は関係学科の4年制大学履修者。

関係学科には、教育学、児童学、人間関係学、社会学、社会福祉学、心身医学、精神医学、行動医学)、看護学などがあるようですが、詳細は問い合わせを要します。

学会年会費 一般会員: 8,000円

院生会員(大学院在学): 6,000円

学生会員(学部4年生): 3,000円

賛助会員: 10,000円

資格取得
要件
学会へ入会してから2年以上経過し、次の条件のいずれかに該当する者であれば資格を得るための審査エントリーが可能です。
  1. 大学又は大学院で心理学を専攻、又は心理学に関する学科を履修した卒業者。(学士授与者も含む。)
  2. 日本応用心理学会機関誌にて研究論文1件以上の発表者。(共同著者もOK)
  3. 日本応用心理学会年次大会にて研究論文2件以上の発表者。(連名発表者はNG)
  4. 応用心理学との関係専門職であると認定審査委員会が認め、3年以上の経験を有する者。
  5. 応用心理学との関係職で3年以上の経験を有し、日本応用心理学会の研修委員会企画研修会5回以上の参加者
申請書類
記載内容
学会へ申請書類の取り寄せを行い、記載手順に従って必要事項を記載する必要があります。
  1. 大学か大学院での心理学に関する履修学科名(隣接学科も含む)
  2. 本学会機関誌(論文1件以上)、本学会(論文2件以上)の実績
  3. 3年以上の専門職経験実績
  4. 3年以上の関係職経験と5回以上の研修会参加実績
審査・認定
費用
審査料: 10,000円

認定料: 30,000円

申請受付
期間
4月〜6月末

10月〜12月末

合否通知 8月上旬

翌年2月上旬

資格の失効

日本応用心理学会 退会時

主催団体

日本応用心理学会

問い合わせ 〒162-0801
東京都新宿区山吹町358番地5 アカデミーセンター
株式会社 国際文献社内
日本応用心理学会認定「応用心理士」事務局

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